10月の言葉 

 

 大相撲秋場所で横綱・白鵬との大一番で勝ち連続全勝優勝を決めた大関・日馬富士。勝った後、土俵に両手をついて頭をつけ、なかなか立ち上がらなかった。
それは「土俵の神様に感謝の気持ちを表した」と、言う。そして、横綱推挙を伝えに来た使者に日馬富士は「横綱を自覚して全身全霊で相撲道に精進します」との口上であった。まさに、土俵こそ力士の命である。

 命という字は人一つ叩くと書きますが私達も一つ一つ、今、今、今の努力を積み重ねていかねばならぬ。

 夢あれば人生あり 夢あれば青春あり。大空を屋根とし大地を道場として鍛えていけ、との師の声が聞こえる。

               甦り誦句
 吾は今 力と勇気と信念とをもって甦り、新しき元気をもって、正しい人間としての本領の発揮と、その本分の実践に向かわんとするのである。
 吾はまた 吾が日々の仕事に、溢れる熱誠をもって赴く。吾はまた 悦びと感謝に満たされて進み行かん。一切の希望 一切の目的は、厳粛に正しいものをもって標準として定めよう。そして 恒に明るく朗らかに統一道を実践し、ひたむきに 人の世のために役立つ自己を完成することに 努力しよう。

                          館長

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