H27年1月の言葉 

 「光陰矢の如し」で1年のたつのは早いものです。光陰とは光輝く眩しさの裏に潜む陰がある。と言う意味だそうですが、今年、他国では経済を優先するあまり韓国の旅客船沈没事故がありました。国内においては快晴の、さわやかな山登りが一瞬にして惨禍にみまわれた御嶽山の噴火があり、さらに緑豊かな山が突然キバをむいた広島の土砂災害では多くの人の命が犠牲になりました。もう少し陰の部分を警戒しておれば何かできたのではないかと悔いを残す出来事でした。    
 幸いにして、我が武産館道場の皆さんとは、この1年、共に汗を流し、稽古に励み、無事、稽古納めができます事は何より有難いです。
 そして、新年、11日の東京本部道場の鏡開きでは伊東文代さん、中村智彦氏に六段位が授与されます。お二人の昇段は 我が武産館道場の皆さんの悦びです。ここに、この1年、皆さまと共に力と勇気と信念とを持って稽古に励めました事を心より感謝申し上げ、ゆく年も、来る年も皆さまのご健康と弥栄を祈念します。


                             館長

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