H30年 10月の言葉 

 

 ユダヤの格言に「魚を与えていると、その人は魚を食べられるが、魚をもらえなくなったら、その人は魚を食べられない。
しかし、その人に魚の取り方を教えていると、魚を貰えなくなっても、魚を捕ってきて食べる事が出来る」がある。

 皆さんと稽古時に、誓詞・思考作用の誦句・勇気の誦句・呼吸法の誦句・甦りの誦句・力の誦句等を唱え、自分の潜在意識をプラス思考に変えていくやり方。さらに、鐘を鳴らし、その鐘の音を聞いて、その音が消えて無くなっても、心でその音を追っていくと、無心から空になるやり方。
 
 また、五大母音のあーおーうーえーいーと、声を出して、いーーーで、声が出なくなっても、心で追っていくと、無心から空になるやり方。
 
 それはコップに入っている水を空にすると、新しい水を入れられるように、息を吐き切ってしまうと、大自然の気をいっぱい入れる事が出来る。
最初は15秒位で苦しくなるが、積み重ねて慣れてくると1分近く長息になり、長生きに通じる呼吸法である。このようなやり方を師に学んだ。

 そして、己の人生ドラマを、どう演じきるか、師の残された最後の人生ドラマの言葉は「わが人生山河 こんなものでどうだ!! 人生是一場の劇 ではさらばじゃ ウハハハアー」と、あの世に旅立たれたのである。

                               館長

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