H31年 3月の言葉 

 「内平かにして外成る 地平かにして天成る」から平成の元号が作られた。 この平成の元号に、天地創造の源泉は家庭にあるとの願いが込められていたのである。されど、アメリカナイズされた日本の現状は、家庭がメチャクチャになり、離婚が多くなった。
 思えば1981年(昭和38年)に初来日れたマザー・テレサは薄汚れたサリーにグレーのカーデガンを着た、いつもの姿であったと云う。 そして、日本の印象はどうですかと聞かれて、マザー・テレサは日本はとてもきれいです。歩いている人達の洋服とか、持つ物もきれい。それから町並み、建物も、病院も、家も、走っている車もきれいです。
 でも、あのきれいな家の中で、夫婦の間に、いたわり合いがないとしたら、それから、親子の間に、微笑みかける時間や話題がないとしたら、それはインドのカルカッタの泥でこねた小屋に住んでいる家庭よりも貧しい事です。

 どんなきれいな物を持っていても、愛がなければ貧しいのだよ。と、 本当の豊かさについて話されたと云う。 私達も稽古の終わりには「力の誦句」で、吾が心を奮い立たせ、明るくなければ人生じゃない。明るくなければ合気道じゃない。明るくなければ家庭じゃない。苦しみをも、なほ楽しみなす強さを心に持たせ、人生の目的である品性を高めていきたいものです。

 笑顔 やさしい笑顔と 思いやりは 無財で出来る奉仕である

                                    館長

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