R1年 10月の言葉 

 

 幼少期に躾なければならない黄金のクサリとは 1つ、挨拶 2つ、ハイと云う返事 3つは後片付けである。
 武産館で稽古する少年達は、道場に入ってくる時はこんにちは、道場を出る時は有難うございましたと挨拶して帰るのが習慣になっている。挨拶痛み入ると言われ、共に元気になる挨拶を心がけているのである。

 それは、師に私は日常いつも使っている、お疲れ様でしたと挨拶をした。すると師は、わしは疲れてないよ。なぜ私にマイナスの言葉をかけるのだと注意されたのである。それでは、どのような挨拶をすればいいのですかと、お聞きすると有難うございましたでいいのだ、との教えを受けてから、武産館の人達で有難うございましたとの挨拶を心がけてきたのである。
 もし、マイナスの言葉が出た時には、今からは違うとプラスに換える観念要素の更改法を皆さんで実践している。 また、学生や受験生は今度の試験いやだなとよく言う。そして試験の為にしょっちゅう勉強しなければならないとも言うが、それは試験を受けるために勉強しているのではなく、自己を向上させるために勉強しているのだ。
 試験がなければ自分がどれだけ進歩したのかわからないではないか。そんなに試験がいやな学生は学生としての資格をスポイルしている事になる。もし試験が悪く悔しい時には、マイナスに思わないで、悔しいと思える自分が造られてきたのだ。有難いと思うのである。
 そんな時には、心の食べ物であるこの言葉で、心を養っていきたいものです。  憂きことも なおこの上につもれかし 限りある身の 力ためさん

                               館長

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