R3年 8月の言葉 

 いま、調子・人気ともに絶好調の大谷翔平選手の活躍に、コロナ禍の憂さから解放された方も多かったであろう。大谷選手のおごりたかぶらない謙虚な姿勢と、明るく魅力的な笑顔には努力のにおいがしない。
 「好きこそものの上手なれ」。野球をする上で「好き」と、いう気持ちを一番大事にしているからであろう。
 
 「努力に勝る天才はなし」。大谷選手の努力も、練習を監督に止められるほどしたという。その苦しみをも、なお楽しみとなす野球が好きという思いで、大自然の無限のプラスの気が入ってくるのである。
 先日の大リーグのオールスターには投手で、一番打者として先発した。先発のマウンドに立ち、初回を投げて三者凡退、先頭打者として打席に入った直後の好投は、今更ながら目を見張るものがあった。
 スポーツは純粋に楽しめればいい。活動する選手達の秘めた力が、私達の心を勇気づけてくれるからである。

 道場では皆さんと力の誦句を唱えると共に「体は鍛えるもの 心は養うもの内臓は労わるもの」と、声を出して自分自身に言って聞かせている。体は鍛えれば鍛えるほど強くなる。心は誦句・道歌・先哲の本等で心を養い強く豊かにする。内臓は労わるもので、心臓・肺・肝臓・腎臓・胃・・・等、内臓は生まれたら死ぬまで夜も寝ないで、1分1秒休みなく私達を生かしてくれているのである。その有難さを忘れてはならぬ。だから、せめて風呂に入った時は今日一日しっかり働いてくれて有難うと体や頭を撫でて感謝するのだと、師に教えられた。

 私達の身体は母親が設計したのではない。母のお腹の中で十月十日をかけて大自然が設計した神体である。だから人の遺伝子は99,9%同じだという。 それ故に、あの人が運動神経が発達しているとか、才能があるとか言うのは、努力し続けない人の俗語である。私達の神体は全て努力した人のみに与えられるのが大自然の真理である。

                                     館長

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