令和8年 9月
「たとえ身に病があっても、心まで病ますまい。たとえ運命に非なるものがあっても、心まで悩ますまい」。「否、一切の苦しみをも、なお楽しみとなす強さを心にもたせよう」。「神と直接結ぶものは心にして、その結び目は断然汚すまい事を厳かに自分自身に約束しよう」。とは、師の教えで、皆さんと道場で潜在意識に入れている言葉である。
人は病の無い時には、この言葉を唱えるが、ちょっとでも病にかかると、元気な時の自分を忘れてしまって、病にしてしまうのを戒めた言葉である。
そして、苦しみをも、なほ楽しみとなす強さを心に持たせよう。苦しい時でも楽しい思い。「苦しい」と「楽しい」ことを、心は同時に思えないのである。
だから、楽しく思うほうが得だろう。との教えである。
そして、世の中で約束を破る事は罪悪であり、他人との約束を破ることよりも、自分自身との約束を破る事は大きな罪悪なのだ。何故ならば、自分自身との約束は、天(神)と約束したことになるからである。
師は、この事を私達にかりやすく教えられたのである。「肉体」の「肉」は、縦に人・人の二字がある。「坐る」の「坐」の字にも、また横に、人・人があるのは、絶対的な本心・良心の人であり、悪いことをしたな。悪い言葉を言ったなと、考えさせる自分と、相対的な自分との対座である事を自覚させてくれる字なのである。
先日、皆さんは、田辺・奇絶峡の滝行に行かれた。この滝行も肉体の受ける刺激や、真冬の滝行では痛いまでに感ずる冷たさで、心を奪われ、時の立つのを願うだけとなる自分を解放していくのが、この滝行で、まずもって通らねばならぬ関門である。我慢比べでは行にならないのである。この冷たい感覚や辛いという感情を、そこから転じてこそ行となるのである。
こうして、皆さんとおこなってきた滝行も、50数年になるが、我が日々の修業を、もう一人の自分が見ているのだ・聞いているのだという事を自覚して、吾が神体を磨いていきたいものです。
おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり
記
9月7日(月)14日(月)21日(月)28日(月)
早朝稽古
9月6日(日)
和歌山県合気道連盟理事会
9月20日(日)
和歌山市合気道連盟理事会
9月26日(土)27日(日)
和歌山県合気道連盟・指導者研修会
両日の道場稽古は休みです
10月5日(月)12日(月)19日(月)26日(月)
早朝稽古